
断熱フィルム
調布市は2021年にゼロカーボンシティ宣言をし、CO2排出量の削減に取り組んでいます。
調布市内で排出されるCO2の約8割は市内の住宅や事業所等が占めているため、本補助金では市内の住宅で省エネ設備を導入し、エネルギーの消費量とCO2排出量の削減に取り組む市民や事業者を支援することで、脱炭素を推進することを目的としています。
事業内容
スケジュール
- 設備確認(任意):令和7年7月7日(月) ~令和7年12月5日(金)
- 交付申請:令和7年7月7日(月) ~令和7年12月26日(金) ※予算がなくなり次第終了
※オンラインは17:00までに送信完了すること(それ以降は送信ボタンが利用できなくなります)。郵送は当日消印有効。
対象者
以下の全てに合致する方が対象となります。(代理申請可)
- 交付申請時点で調布市内に住民登録がある個人
- 令和7年6月1日(日)以降に市内の既存住宅で補助対象設備の設置を行っている
※年度内の申請は1世帯1回まで。これまでに同補助金で合計10万円の交付を受けた方は申請できません。
対象となる設備・購入要件
日本ウインドウ・フィルム工業会「JIS A 5759適合品ラベル」対象製品のうち、以下のいずれかに該当するもの
- 「日射調整・ガラス飛散防止フィルム」
- 「低放射・飛散防止フィルム」
- 「日射調整フィルム」
※「ガラス飛散防止フィルム」「防災フィルム」などは対象外
※オンラインショップ等の電子商取引での購入可(ただし、オンラインフリーマーケットを除く)
※東京ゼロエミポイント等、他の補助制度との併用不可
補助内容
補助上限額 | 対象経費の8割(上限10万円) ※これまでに同補助金を受けた場合は、過去に交付された補助額を10万円から差し引いた額が上限です。 |
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対象経費 | 購入・設置・工事に要する経費 |
申請方法
郵送またはオンラインで申請者登録を行い、購入予定商品が補助対象であることの確認を受け(任意)、購入・設置後に交付申請を行います。
※確認を受けずに購入・設置した商品が補助対象外だった場合は、補助金が支払われませんのでご注意ください。
チラシ(申請フロー詳細等)
令和7年度調布市LED照明・リユース家電・断熱フィルム導⼊チラシ(PDF:928KB)
令和7年度調布市LED照明・リユース家電・断熱フィルム補助金申請の手引き(PDF:809KB)
申請の流れ
1. 商品の選定
日本ウインドウ・フィルム工業会「JIS A 5759適合品ラベル」対象製品で対象要件にあったカテゴリの商品を選びます。
2. 申請手続きを行う方の連絡先を登録
オンライン申請の場合
以下の[オンラインで申請する]から申請者氏名とメールアドレスを登録します。
※代理の方が手続きを行う場合は、代理の方の氏名とメールアドレスを登録します。
郵送の場合
設備確認を行う場合は、新旧設備比較表の上部に連絡先を記入します。
※事業者が代理で手続きを行う場合は破線内の事業者情報も記入してください。
3. 設備確認(任意)
購入予定の商品が補助対象になるかどうか事務局に確認します。
※事務局に設備確認をせずに商品を購入することも可能です。ただし、要件を満たしていない商品には補助金が支払われません。
オンライン申請の場合
事務局からの返信メール内にある設備確認用リンクから購入予定の製品型番を入力して送信します。
※12月5日(金)17:00までに送信を完了してください。それ以降はページの送信ボタンが利用できなくなります。
郵送の場合
新旧設備比較表に購入予定の商品情報を記入し、以下に送付します。
※12月5日(金)消印有効
【送付先】
〒182-0022
調布市国領町4丁目51-7ピエールシークル2F
調布市省エネ設備導入補助金事務局(調布市市民サービス公社内)
4.商品購入・設置
事務局に購入予定の設備が補助対象になると確認できたら、商品を購入・設置します。
※施工中の写真を各窓で撮影してください。
5.交付申請
オンライン申請の場合
「2. 申請手続きを行う方の連絡先を登録」の返信メール内にある交付申請用リンクから交付申請を行います。
※12月26日(金)17:00までに送信を完了してください。それ以降はページの送信ボタンが利用できなくなります。
郵送の場合
「交付申請書」「新旧設備比較表」を作成し、必要書類(※【申請に必要な書類】参照)を同封して以下に送付します。
※12月26日(金)消印有効
【送付先】
〒182-0022
調布市国領町4丁目51-7ピエールシークル2F
調布市省エネ設備導入補助金事務局(調布市市民サービス公社内)
申請に必要な書類
- 交付申請書(オンライン申請の場合はWebフォームに入力)
- 新旧設備比較表(オンライン申請の場合はWebフォームに入力)
- 写真(各窓の施工中のもの。ピントが合っており、見切れていないこと。)
- 領収書やレシートのコピーまたは写真(購入日・購入者(申請者のフルネーム。レシートの場合は余白に記入)・商品名・型番・個数・金額が記載されていること)
- 通帳のコピーまたは写真(金融機関名・支店名・預金種目・口座番号・カナ名義がわかる面)
※交付申請書に記入した振込先との照合に利用します。 - 本人確認書類(例:住民票・運転免許証・マイナンバーカード(表面のみ)・各種健康保険証・各種年金手帳等)のコピーまたは写真
※本人確認書類と申請する対象住所が一致すること - 【事業者が代理で手続する場合】代理者の本人確認書類(名刺可)
6. 交付決定通知と補助金の受領
申請内容に不備がなければ約2か月後に交付決定が届き、そこから約20営業日後に補助金が振り込まれます。
申請書類
断熱フィルム導入のメリット
断熱効果が得られる
窓は大量の熱が出入りします。
夏は73%の割合で外の熱が入り、冬は58%の割合で部屋の熱が外に逃げるといわれています。
住宅の省エネリフォームガイドブックよりhttps://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/juutaku_seisaku/reformguide.html
そのため夏の暑さや冬の寒さを防ぎ、快適な室温を保つためには、窓の断熱がかかせません。
断熱フィルムを貼ると
夏場は窓からの日射しの熱をカットしてくれますので涼しくなります。
冬場は窓からの熱を逃さないため暖かくなります。
エアコンもより効果を発揮できるため、冷暖房器具の消費電力・光熱費を削減できます。
あるメーカーの実験では断熱フィルムを貼った窓の方は22℃、
貼っていない窓のほうは14.4℃と7.6℃の差があったそうです。
(外気温6℃・暖房の設定温度20℃の晴れの日)
結露の軽減
結露は室内と室外の温度差で発生するため、この温度差を軽減することで結露が緩和されます。
室内が見えにくくなる
断熱フィルムのミラー効果:
鏡のように光を反射する「ミラー効果」を有するものがあり、ミラー効果は日中に室内が見え難くなる「簡易目隠し効果」が期待出来ます。
一方で夜間や外が薄暗い時には屋外から室内が見えて、逆に室内から屋外が見え難くなりますのでご注意ください。
紫外線をカット
紫外線をカットしてくれる効果もありますので、家具やフローリングや壁紙などの日焼け対策ができます。
ガラスの飛散防止
種類によってはガラスの飛散防止をしてくれるものもあります。万が一ガラスが割れてしまっても、ガラスが飛び散ることもないので、ガラスの破片でケガをするといった二次被害の危険性が軽減され、後片付けも楽になります。
断熱フィルム導入のデメリット
貼るのが難しい
ご自身で貼ることも可能ですが、難易度が高いため、専門業者に施工してもらうことをお勧めします。
相談窓口では特定の業者をご紹介することができませんため、ご自身で探していただいております。
他の補助金
東京ゼロエミポイント
設置済みのエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具を除く照明器具を、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具に買替えた都民に対して、東京ゼロエミポイント相当分を付与する、東京都が実施する事業です。
詳しくは、東京ゼロエミポイントのHPをご参照ください。

よくある質問

申請期間を教えてください。
交付申請期間:令和7年7月7日(月)~令和7年12月26日(金)17:00
(予算がなくなり次第終了)
オンライン申請は、12月26日(金)17:00送信完了まで有効。郵送申請は12月26日消印有効。
ただし設備確認(購入前に商品が補助対象かどうかを事務局に確認すること)をする方は
オンラインの場合は、12月5日(金)17:00送信完了まで有効。郵送の場合は12月5日消印有効。
12月6日以降はご自身で商品が補助対象かをご確認のうえ購入・設置し、交付申請に進んでください。
補助金の対象となる「商品の購入期間」を教えてください。
令和7年度6月1日(日)以降に購入されたものが対象です。
交付申請の際に、令和7年6月1日以降の日付の領収書が必要になります。
補助額はいくらですか。
対象経費(税抜き)の8割です。上限の10万円を超えた場合は10万円が交付額となります。
これまでに同補助金を受けた方は、過去に交付された補助額を10万円から差し引いた額が上限です。
これまでに同補助金で合計10万円の交付を受けた方は、申請出来ません。
対象経費を教えてください。
対 象:機器購入費・工事費・送料等、導入に必要となる費用
対象外:割引等の金銭等の支出を伴わない分、消費税、振込手数料、延長保証費、処分費など
※お店のクーポンを使用した場合は値引き後の金額が対象。ポイントを使用した場合はポイント適用前の金額が対象。
申請書の郵送料は補助金の対象になりますか。
いいえ、対象外です。
購入に伴い付与されるポイントは対象経費から減額されますか?
いいえ、対象経費から減額されません。
対象経費は税込金額ですか。
税抜金額です。
領収書に税抜金額が記載されていない場合は、どうやって計算しますか。
税込金額を1.1で除算してください。
例:税込198,000円 ➡ 税抜 180,000円
対象者を教えてください。
以下の全てに合致する方が対象になります。
・令和7年6月1日(日)以降に既存の住宅で対象製品を購入したこと
・交付申請時点で調布市内に住民登録がある個人であること
事業者も申請可能ですか。
企業(法人)や店舗、個人が事業に使用する目的で購入・設置する場合は対象外です。
事業者で使える補助金は,以下のサイトをご覧ください。
〇調布市商工会HP>助成事業
https://www.chofusci.com/aboutus/management/subsidy
〇クール・ネット東京>補助金・助成金→「事業所向け」にチェック
https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy
〇東京都中小企業振興公社>助成金事業
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/index.html
申請回数に制限はありますか。
年度内1世帯1回までです。
これまでに同補助金を受けた方は、過去に交付された補助額を10万円から差し引いた額を上限として、今年度も申請できます。
これまでに同補助金で合計10万円の交付を受けた方は、申請出来ません。
必要書類の「写真」について、具体的な撮影条件を教えてください。
LED:交換前と交換後のすべての箇所の写真
断熱フィルム:各窓の施工中のもの
リユース家電:設置後の全体が映ったもの
申請手順を教えてください。
詳細は、本補助金サイトの各補助対象設備のページ、もしくは「チラシ」「申請の手引き」をご確認ください。
大きくは、下記の流れとなります。
1. 申請者の連絡先を登録する
2.【任意】購入前に設備確認をする(商品が補助対象かどうかを事務局に確認する)
オンラインの場合:本補助金サイト「オンラインで申請する」ボタンから申請者登録を行うと、設備確認用と交付申請用の2つのリンクが記載されたメールが届きます。設備確認用リンクから商品の情報を入力し、送信してください。
郵送の場合:新旧設備比較表・現在の照明の写真(LEDの申請のみ)を事務局に送付します。
3.交付申請をする
オンラインの場合:本補助金サイト「オンラインで申請する」ボタンから申請者登録を行うと、設備確認用と交付申請用の2つのリンクが記載されたメールが届きます。交付申請用リンクから必要事項を入力し、送信してください。
(設備確認を行った方は、申請者登録時に受信したメールをご利用ください。)
郵送の場合:交付申請書・新旧設備比較表・その他必要書類(手引き参照)を事務局に送付します。
工事会社が代理で申請手続きをすることは可能ですか。
可能です。ただし、工事会社の方の本人確認書類(名刺でも可)を提出して頂きます。
市外の店舗で買っても対象になりますか。
はい、対象になります。市内・市外の実店舗またはオンラインショップでご購入ください。
ただし、オンラインフリーマーケットやオークションを利用した購入は対象外です。
またリユース家電は必ず、「古物商許可」を有する事業者からご購入ください。
クレジットカードやQRコード決済での支払いは対象になりますか。
支払方法は問いません。領収書が必要になるため、ご確認の上、ご利用ください。
店舗のポイント、商品券、割引券やクーポン、東京ゼロエミポイントによる割引券や商品券を使って支払うことは可能ですか?
可能です。ただし、交付額が変わる場合がございますので、ご注意ください。
【補助対象となるもの】
店舗のポイント・商品券は、金銭と同じと見なす為、「ポイント適用前」「商品券使用前」の金額を補助対象とします。
【補助対象外となるもの】
割引券やクーポン:「割引券やクーポンの金額」は補助対象になりません。
東京ゼロエミポイントによる割引券や商品券:「ゼロエミポイントの割引券・商品券の金額」は補助対象になりません。
設備確認も交付申請の締め切り日である12月26日まで可能ですか。
いいえ。事務局での確認期間とお客さまの申請期間を考慮し,設備確認の依頼が出来るのは、12月5日(金)17:00までとなります。
12月6日以降は、ご自身で対象要件をよくご確認のうえ、交付申請にお進みください。
(審査の結果、対象外となる可能性もございます。)
設備確認中(購入予定商品が補助対象かどうかの連絡を待っている間)に売り切れてしまいました。急ぎ他の商品を購入しても良いですか?
型番が異なる場合は、あらためて購入予定商品をご連絡ください。事務局の確認無しで購入することも可能ですが、要件を満たしていない商品を購入・設置した場合は、補助金が支払われません。
申請者登録をして設備確認中(購入予定商品が補助対象かどうか確認中)ですが、違う商品にしたい、もしくは追加で確認したい商品があります。
相談窓口にお電話またはお問い合わせフォームからご連絡を頂いたうえで、下記のように新たな商品の確認依頼をしてください。
オンラインの場合:
申請者登録時に事務局より届いたメールの設備確認用のリンクから、新たな商品の内容を入力してください。
郵送の場合:
新旧設備比較表に新たな商品の内容を書いて、郵送してください。
断熱フィルムとはなんですか?
部屋の温度を一定に保つ効果があるフィルムです。暑さは外に反射させ、室内の暖かさを室内側に反射させることで、室内の温度を一定に保つ働きがあります。窓に貼ることで、魔法瓶のように熱を遮断することができます。窓の透明性も確保でき、耐用年数が10年程度と長く使えます。
遮熱フィルムと断熱フィルムの違いはなんですか?
遮熱フィルム:日射熱の流入を抑制し、暑さを和らげるものですので「夏の暑さ対策」に適しています。
断熱フィルム:夏は日射熱の流入を抑制し暑さを和らげ、冬は遠赤外線(熱)を外へ逃がしにくくする機能を持っています。よって夏の暑さと冬の寒さ対策に適しています。
どのような断熱フィルムでも対象になりますか?
日本ウインドウ・フィルム工業会「JIS A 5759適合品ラベル」対象製品(http://www.windowfilm.jp/product/jis_a_5759.html)のうち、以下のいずれかに該当すること
・「日射調整・ガラス飛散防止フィルム」
・「低放射・飛散防止フィルム」
・「日射調整フィルム」
※同サイトにある「ガラス飛散防止フィルム」「防災フィルム」などは対象外です。
【フィルム事業者向け】
JIS A 5759(建築窓ガラス用フィルム)は、建築用窓ガラスに貼付するフィルムの性能や品質、安全性などを規定した日本産業規格です。この規格に適合することで、遮熱性や飛散防止性などの性能が一定基準を満たしていることが証明されます。
JIS A 5759に適合していることを公式に謳うためには、産業標準化法に基づく登録認証機関によるJIS認証を取得する必要があります。詳細は日本産業標準調査会のHPをご確認ください。
断熱フィルムの設置工事の費用も対象になりますか?
工事費用も対象に含まれます。ただし、延長補償費・交換前の商品の処分費は対象外です。
断熱フィルムの選び方を教えてください
「対象要件」を満たした製品の中から、「断熱効果」「フィルムの透明度」「価格」等を考慮してご購入ください。窓によっては施工が出来ない場合もありますので、必ず専門業者にご相談いただき、現地確認を依頼してください。
断熱フィルムは自分で貼れますか?
断熱フィルムをご自身で貼ることは難易度が高く、貼り方によって寿命も大きく変わる為、専門業者に施工してもらうことをお勧めします。
断熱フィルムの購入と工事を別会社に発注しても問題ないでしょうか。
別会社でも問題ありません。それぞれから必要項目の書かれた領収書を受領してください。
必要項目:購入日・購入者(申請者のフルネーム。レシートの場合は余白に記入)・商品名・型番・個数・金額
断熱フィルムの施工会社を紹介してくれますか?
業者のご紹介はしておりませんので、インターネット等でお探しください。
(参考)調布市商工会>「住まいの便利帳」>その他工事
https://www.chofusci.com/kenchiku/kouji
断熱フィルムの写真を撮る際の注意事項はありますか?
対象の窓すべての「施工中の写真」を撮影してください。

施工中の写真を撮るのを忘れました。どうしたらいいですか?
対象の窓すべての施工後の写真を撮影してください。
分かりづらい場合には、事務局より確認の連絡が行くことがあります。